うちの畑の様子

今やっている仕事が忙しいので、なかなか畑に手が付けられない。父に任せて苗を買ってきて植えてもらった。スティックセニョールはまだギリギリ収穫出来ている。でも、収穫に張り付いていられないので可食部の花蕾の大部分が花咲いている。現在は、ナス、パプリカ、トマト、大葉、とうがらし、バジルが植わっている。短ごぼうは5月中に全部収穫した。個人事業中の量り売りのお店で袋売りだが販売してみると以外に人気だった。スティックセニョールは収量の関係上、自宅で消費することにした。時折、出来のいい野菜は個人事業中のお店で販売している。大葉なども様子を見て販売しようかと考えている。現状なかなか、じいさんの畑で農業を本格始動することができずにいる。

話は変わるが、、

今年の3月までは北九州市とセンサーを取り扱う会社の間でいわゆるスマート農業を実施する事業の現地対応などを個人事業で請け負っていた。農業関連で農家さんの収穫や片付けなどのサポートをする人員をつなぐコーディネーターをしたり、そのサポーターさんと一緒に農家さんを手伝ったり、ハウス内の地温や気温、飽差、水分量、日射量などを調査したり、直売所の売れ行きを調査したりデータ化したり、報告書を作成したりといった感じだった。このスマート農業の案件が終了した今。引き続き大分県の有機農家さんとの共同組織には属していて、共同配送事業などにも着手している。ホームページも作った。またお世話になっているビジネスパートナーさんと野菜の量り売りのお店を経営してみたりと、目まぐるしい。野菜を作るも、お店で売るも、野菜を運ぶも、野菜を卸すも、広告やSNSも、ウェブサイトも、とにかく農業関連でいろんなことをやってみている。ここ1年弱新しいことだらけ。産みの苦しみを感じる間もなく時が過ぎる。今のモチベーションは野菜を売買して売り上げを立てること、もっと言えば納得できる利益を出すこと。農業関連のフリーランスをしていて感じるのだが、一個人事業主が野菜だけの販売で儲けるというのは簡単ではない。野菜の出荷や仕入れで毎週ハイエースに乗っているし、7月からは冷蔵トラックにも乗る予定だ。こんな風に配送業に近いこともやってはいるが利益は薄い。私が農業関連の仕事をしたいと憧れたのが半農半X。パラレルワーカーにも憧れた。何とのかけ合わせが自分に一番しっくりくるのか、生き方として幸せなのかを常に考え、動き続けたい。大変ではあるが、周りを見ても競争相手もいない。自分しかいない。己しか進まない道筋には立っている。競争相手は自分。結果がどうであれ、動けば失敗も経験になる。ただ、幾ばくかの生活できる報酬さえあれば喜んで前に進む。いずれドリームキラーがいる場所を突き抜けると自分しか居なくなる。フリーランスになって、他人との比較はとっくにやめた。比較するのは過去の自分と今の自分。最近良く思うが、新しいことを行動に移した時点で既に自分にとって、一定の価値が発生していると思う。それに前より良くなっていると少しでも感じるのなら成功している。

私が自分自身の人生の中でフリーランスとして働くという経験ができていること自体が一番の財産だと思う。

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