カラフルニンジンとスティックセニョールのトンネル栽培!
週一で講師を務める学校ではトンネル栽培の経験はある。でも今まで私、個人的には冬のシーズンは何も作らなかった。ふと、空いている畑を眺めていると、トンネル栽培をやってみたくなった。今回は共に暖地の播き時が1月の野菜をチョイスした。オレンジ、黄色、紫の色の人参の種がミックスされた「カラフルニンジン」。茎ブロッコリーの「スティックセニョール」。「カラフルニンジン」は彩りが良いし、生えて来たときにガチャ感があって収穫も面白そう。写真映えもするはず。「スティックセニョール」は、最近ハマっているパスタ料理のペペロンチーノに入れたらおいしいに決まっている。昨年作った自家製のニンニクと市販の唐辛子をオリーブオイルに入れて、いわゆるアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノのソースにパスタを絡ませて食べるのがおいしい。もう、30回はペペロンチーノを作ったので、人に振舞えるレベルにあると思っている。笑
まずは、元肥の鶏糞を各畝に10㎏ずつ程度入れて耕し、マルチングを行った。そのあとの一休み中の風景。
次は、マルチの穴あけ具(サイズ:40π)で穴を空けた。写真左の「スティックセニョール」は株間45㎝。条間は70㎝取ると説明にはあったが、取れないので今回は無理やり千鳥植えできるようにしてみた。写真右の「カラフルニンジン」は、株間12㎝程度、条間は20㎝とあったがギリギリあるかないかの所で穴あけをした。
写真左は「カラフルニンジン」の種。土に混ぜている、もみ殻と似ているが、ヒマワリの種を小さくしたような模様が入った形状。写真右は「スティックセニョール」の種。ブルーのコーティング剤で処理されている。
セルトレーや128穴トレーなどに筋蒔きして、育苗から始めると、成功率は上がるらしいが面倒くさい。今回は、このように直播して、どうなるかが見たい。もちろん、発芽して、ある程度の所で間引きをする予定。
播種が終わったら、両方とも【好光性種子:発芽に光を必要とする種】なので、5~7mm程度の薄い覆土をする。
あとは、トンネルを施して終了。アーチ型支柱はホームセンターで5本入り380円程度、それを4セット(1,520円)。マルチも10mで500円くらいの穴が空いていない手頃なものを使用。トンネルの換気口付きビニールは185㎝ 幅×10m 長さ (0.1mm 厚さ)のものを2つ使用。農家さんはもっと薄いビニール(0.075mmとか、0.08mmとか)を使います。長くなるとコスト面も響くので、、、これはかなり丈夫な分厚い方のやつ。家庭菜園レベルではこれでいい。1つ1,680円くらいで売っている。今回、農家さんがよく使っているダンポールと呼ばれる支柱は使わないことにした。合計、5,380円くらい。種代を入れると6,000くらいか。もちろん、支柱やビニール、マルチは使いまわしできる。今年は資材投資分とトントンだろう。来年の冬から資材代の元を取るイメージ。とにかく、ここから間引きはいつかするが、基本的に3カ月くらいはそのまま放置していい状態ができた。